ちょっといいコーヒーを飲んで考える
※ぱくたそ-フリー素材・無料写真ダウンロードからお借りしました。
先日、ちょっといいコーヒーを買ってみました。
さっそく今朝、仕事中に飲んでみたところ・・・うまい。
普段はインスタントを飲んでいますが、香りと余韻が段違い。いつもなら、温度の低下とともに飲みたい気持ちも冷めますが、これは冷めても香りと余韻が変わらない。飲んだあと、口内に残った香りを無意識に探している自分がいます。そして、見つかるんです、これが。
こんなに興奮していますが、1杯あたりの値段は30.8円ほど。それでも、私にとっては「ちょっといいコーヒー」なのです。前にファーストフード店で頼んだコーヒーは、あまりにコンディションが悪く(?)、まだ温かかったのに、1/4くらい飲んだところでお別れしました。
それに比べたら、30.8円で冷めても満足できるなんて、なんてコスパのいいコーヒーなんだろう。
つまり、なにが「いい」のかってことに、絶対的な指標はないと思うのです。
特に感覚については、それが顕著な気がします。
美味しいとか心地よいとかの感覚って個人の好みとか、それまで体験してきたものの違いとかによって、良し悪しが大きく分かれるんだろうって思います。あまりに体験してきたものと違う時には、「異質」って捉えてしまうこともあるだろうし、そのさじ加減は自分の意思で調整できるものでもなさそうな気がします。
自分と相手の好みが違うときには、「体験してきた素地が違うのかも」と思ってみませんか?そうすれば、少しゆったり構えていられる気がしています。