ひとりでできるもん…
就職とともに1人暮らしをしています。週末は誰かと(というか、特定の人と)過ごすことが多く、振り返ってみると4月からこれまで、1人の週末がありませんでした。
そんななか、先週末はふいにひとりぼっちの時間になりました。
久しぶりのひとりの週末を、私がどう過ごしたのか、何を思ったのか。
あの2日間を振り返りながら書いてみようと思います。
=土曜日=
*7:30ごろ
予定がポシャッたのを確認。
LINEで確認したあと、すぐに思ったのは
「今日はもう終わりでいいよ」ってこと(笑)
そのあとは布団の上で号泣。
なんか、この世の終わりって感じだったんです。
会いたい人に会えないこと、苦しんでる人に何もできないこと、あまりに自分が無力だということ、そのすべてが全部一緒にのしかかってきて、自分に腹を立てて泣いていました。
そのあとに思ったのは、
「"今日"が自分の中に存在しなかったことにしよう」。
このまま不貞寝して、1日を無碍に過ごしてやろうと企み、布団でごろごろしていました(前夜、木更津キャッツアイを全部見たせいもあるけど)。それでいいって思ってたんです。思ってたはずなのに、どこかで「いいのか?それで」という、反語的な思いも同時に存在していました。そして結局、後者の思いが勝ちました。
*11:30ごろ
布団を跳ね除けて起床。
窓を開けると、運動会をしているらしい小学校から、大塚愛のさくらんぼが聞こえました。
朝昼兼用の食事を準備。
ホットケーキミックスが残っていて良かった。なにもなかったら、また不貞寝に戻ってしまっていたかも。ホットケーキを焼いて、お茶をいれて、食事を取りました。
お茶をいれて、撮りためていた「おっさんずラブ」を視聴。
これまで「おっさんずラブ」を見ていなくて良かった。見ることをTwitterで宣言したら、友達から「武川主任がお勧め」「牧くんがけなげで…!」とのリプライがあり、見る前の楽しみもありつつ、自分に関わってくれる人の存在にも気づけました。
*15時ごろ
車でちょっとお出かけ。
「外に出るか」と思える気持ちになっていました。どうせ家にいても、いろいろ考えてしまうし、という思いもあっての決行でしたが、生活雑貨や化粧品・食料品を買って、1時間半後に帰宅。テレビで交流戦を見ながらごろごろして、ちょっと仮眠しました。
*夕食後
「おっさんずラブ」の最終回を見てから、就寝。
=日曜日=
*10時~
資格試験の勉強会。
休みの人が多かったけど、開催してもらって良かった。人と過ごせて、やることがあって、っていう時間に救われました。
*13時ごろ
帰宅途中に、「どうせ時間あるし…」と思い立ち、前から行きたかったパン屋さんに寄り道。お昼ごはんと平日の朝ごはんにする食パンを買って、帰宅しました。コーヒーと一緒に昼食を取り、また交流戦。見る番組があって本当に良かった。
*17時過ぎ
作りたい料理が浮かんだので、スーパーにお出かけ。一品作ってから、晩ごはんを取りました。
=振り返って思うこと=
「ひとりでも過ごせた!」というちょっとした達成感があります。
金曜日から怪しいかもなぁ、とは思っていて、だから木更津キャッツアイを全話見たんだけど、それでも土曜日の朝にのしかかってきた虚無感はすごくて。。
それでも、2日間、実際の人やテレビ、SNS、果ては食材にも支えられて、ひとりで過ごせたことは、自分の自信にもなったし、精神衛生上も良かったんじゃないかと思っています。
それでもやっぱり、本心は寂しくて。2人がよくて。
ひとりでも過ごせる時間を、2人で過ごせたらどんなに幸せか。
それを痛感させてくれる機会にもなって、次に2人で過ごせる時間が待ち遠しくなりました。
2人の時間を楽しんだり、その時間の大切さを知るために、今回のひとりの時間があったんだと、そう思いたいです。