泉の掘り方

大学院も2年となり、そろそろ現実的な問題なのが就活です。

私のいる領域は、就活のスタートが遅めで、今動いている人はほぼいません。

情報収集はしていますが。

 

そんななか、

ありがたいことに、2つの職場から声をかけていただきました。

 

ひとつは今学んでいる専門分野は活かせるけど、関わりたい領域ではあまりなくて。

もうひとつはその逆。

 

うん…悩むよね。

悩んだ。

 

その結果、ひとつめのほうは辞退しました。

 

なんでか。

 

自分でもわからない。

 

でも、そのことを院の先生と話していて

「かなりそこ(ふたつめのほう)に思い入れがあるのね」って言われました。

 

「思い入れ」

 

自分では当たり前すぎて、もう正体がわからなくなっているもの。

でも、人から見ると確かにあるみたい。

 

 

その流れの中で思い出したことがありました。

 

 

学部のときの話です。

 

卒論発表会の講評で、ある先生がおっしゃいました。

 

汝、足元を掘れ

そこに泉はある

 

誰かの言葉だそうです。

このことばは、「足元にある当たり前のことに気づけ」ということでは収まりません。

 

足元を掘る…

つまり、今自分がまさにいる場所を掘る。

そのためにはどうしたらいいのでしょう。

 

その場で飛んで、浮いている時間に何らかの道具で土を掘る。

 

想像すると無様な画です。

 

人に見られたら、掘るのをやめてしまうかもしれません。

 

 

でもそこに大事なものがあるのだ、たとえその過程は苦しくても、恥ずかしくても。

 

そんなことばだと思っています。

 

 

自分が何をやりたいのか。

はっきりしているようで、でも、それを人に伝えられる自信もなくて。

 

そんな今だからこそ、無様に足元を掘る時期なのかもしれないと、思いました。